ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

震災から再起 牧場再開【1月3週号 福島県】

200122_4.jpg

 【福島支局】川内村で羊肉生産を手掛けていた吉田和浩さん(56)は、東日本大震災で避難後、牧場を再開するため土地を探し、避難先に近い田村市船引町上移で営農を再開した。現在、妻の睦美さん(32)と農場「アニマルフォレストうつしの森」で、羊約30頭、採卵鶏約350羽を飼養。鶏卵の販路拡大と羊肉のブランド化に向けて力を合わせている。

〈写真:牧場再開の土地を移地区に決めたのは「豊かな森や水に囲まれ、動物たちにとって最適な自然の環境だと思ったからです」と睦美さん〉