慢性的な人手不足への対応策として、兵庫県では、都市住民を農村ボランティアとして受け入れる「ふるさとむら活動」に取り組む。丹波篠山市真南条で水稲や大豆、野菜などの複合経営をする農事組合法人真南条営農組合(42ヘクタール、組合員50人、酒井由雄代表理事)は、5ヘクタールをボランティアと管理する。「長く楽しく協力してもらう」を合言葉に、受け入れ先としての魅力づくりにも積極的だ。
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〈写真上:大豆「丹波黒」の種をポットトレーに播く組合員とボランティア〉
〈写真下:ジャガイモ畑で酒井さん。収穫時も協力してもらう予定だという〉