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ソーラーシェアリングで耕作放棄地を再生【7月2週号 石川県】

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 【石川支局】珠洲市大谷町の丸山輝也さん(34)は今年5月、耕作放棄地に太陽光パネルを設置し、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を始めた。丸山さんは、889平方メートルの田んぼに高さ4メートルの支柱を立て、縦992ミリ、横1675ミリの太陽光パネルを248枚設置した。パネルの下では、地元の農業法人の協力を得てケールを栽培している。「日陰で農作業ができ、生育に必要な光はパネルの下でも十分に降り注ぐ」と話す。

〈写真:パネルは、作物に太陽光が当たるように間隔を空け、強風の影響を受けないように角度を調整。「食料と電気を自給自足できる地域をつくることが目標」と丸山さん〉