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農産物検査を見直し 規制改革推進会議が答申 未検査米の任意表示認める(2面・総合)【2020年7月2週号】

 政府の規制改革推進会議は2日、答申を安倍晋三首相に提出した。農林水産分野では、農産物検査について、多様化する米の流通形態に対応し、流通ルートや消費者ニーズに即した合理的で低コストな規格への見直しを提起。農産物検査規格と商習慣の総点検に基づく検討を進め、2021年度上期に結論を出すとした。品質確認などの手法を条件に未検査米の産地・品種・産地の「3点表示」は、任意表示を可能にする。収入減少影響緩和交付金(ナラシ交付金)など補助金は、対象数量の確認手法を条件に未検査米でも支援対象とする方針だ。政府は答申を基に規制改革実施計画を策定し、近く閣議決定する。

(2面・総合)