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田んぼアートにキャベツの収穫祭 地域の農業や活性化を後押し【9月3週号 大阪府】

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 【大阪支局】水稲16ヘクタールとタマネギ15ヘクタール、キャベツ12ヘクタールの輪作に取り組む泉佐野市の「射手矢〈いてや〉農園株式会社(社員8人)」は、キャベツの収穫祭と田んぼアートを通じて地域農業を盛り上げるイベントを開催している。田んぼアートは水田約20アールに、その年に送りたいメッセージや応援メッセージを描く。当初24人だった参加者が、近年では約200人になった。今年の田んぼアートは新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた。「せっかく集まるなら、仕事につなげたい」と代表取締役社長の射手矢康之さん(51)。どちらのイベントも参加者は大阪府内や近隣府県の農家のほか、飲食店関係者やネットを通じた仲間が集まるため、取引につながることもあるという。

〈写真:2019年の田んぼアート(写真提供:射手矢農園)〉