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凍結解凍覚醒法+微生物農法でバナナ栽培【11月4週号 岩手県】

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 【岩手支局】北上市相去町の「株式会社ごろすけACファーム(代表取締役=大澤啓造さん、72歳)」では、岩手県初のバナナ栽培に取り組んでいる。「凍結解凍覚醒法」で生産した苗を用い、有機肥料や化成肥料を使わず、微生物の生息しやすい環境を整える「微生物農法」に取り組む。栽培する品種は「グロスミシェル」。糖度は20度以上で、ねっとりとした食感が特徴だ。「栽培したバナナは、農薬を使っていないので皮ごと食べられる。地元の産直施設や直接販売をしているが、来年はジュースなどの加工品の販売に挑戦したい」と話す。

〈写真:「『おいしい』の声がうれしい」と大澤さん〉