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耕作放棄の水田でワイン用ブドウ根域制限栽培【11月4週号 新潟県】

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 【新潟支局】創業130年になるという上越市北方の「岩の原葡萄園」は、耕作放棄地だった水田を活用し、ワイン用ブドウの「根域制限栽培」に取り組んでいる。取り組み2年目の今年、通常の栽培方法より早く成熟し、糖度や着色も良好だった。根域制限栽培は、根の範囲を制限し、早期成園化と高品質果実生産を可能にする栽培方法。経験に頼りがちな剪定や摘果などの簡素化と、労力・コスト低減なども可能になるといわれ、近年は全国的に取り組みが増えている。

〈写真:ワイン用ブドウの根域制限栽培。品種はマスカットベリーA〉