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水田営農の展望 野菜で開く ―― 農事組合法人しのい夢ファーム(栃木県宇都宮市)(1面)【2020年12月1週号】

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 宇都宮市篠井町で水稲65ヘクタール、小麦、大豆各10ヘクタールなどを栽培する農事組合法人しのい夢ファーム(手塚秀一代表、65歳、組合戸数25戸)では、新たな収益源として加工用のニンジンを導入し、露地2.3ヘクタールで栽培する。農閑期の11月~翌年1月に収穫を迎えるため、年間を通じた作業の平準化を実現。収穫は女性が中心で、冬場の労働機会を創出している。今年からは、新たにブロッコリーを導入。排水性を高めて品質・収量の確保に努めており、水田営農の可能性追求に励んでいる。

(1面)

〈写真:ニンジンを手に右から手塚秀一代表、収穫作業を担う半田美知江さん、加藤一美組合員〉