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山形県飯豊町にバイオガス発電所 原料は米沢牛の排せつ物【1月3週号 山形県】

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 【山形支局】家畜の排せつ物を主原料に発電を行う、「ながめやまバイオガス発電所(飯豊町添川)」が昨年4月に操業を開始し、11月から売電している。米沢牛を生産する「株式会社田中畜産(田中清代表)」と、再生可能エネルギー事業を展開する「東北おひさま発電株式会社(後藤博信社長)」とがタッグを組み、実現した。施設の周囲には、田中畜産をはじめ五つの畜産農家の牛舎があり、地下埋設パイプラインを通して約千頭分の排せつ物を施設内の原料層へじかに投入する。そこへ食品残渣などを混合して発酵させ、生成したメタンガスを利用して発電する仕組みで、肥育牛の排せつ物を原料とした大規模施設は全国初。500キロワットの発電規模を備えていて、現在は250キロワットの発電機1基を稼働している。売電量は最大で年間360万キロワット(約900世帯分)を見込む。

〈写真:田中畜産の新牛舎では、バーンクリーナー(写真)やロボット給餌機を活用。スマート化を進めた〉