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続発する鳥インフル 殺処分は過去最大 防疫策の強化が急務(2面・総合)【2021年2月3週号】

 農林水産省は11日、千葉県匝瑳市の採卵鶏2農場(約7万9千羽、約27万8千羽)で今季48、49例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。今季初となった昨年11月以降、3カ月間で殺処分対象羽数は約935万羽(8日現在)に上り、過去最大だった2010~11年の183万羽の5倍を超えている。早期の感染終息を図らなければ鶏卵・鶏肉の需給に甚大な影響も懸念される。全国どこでも発生する可能性があることを意識し、官民挙げた感染防止策の強化・徹底が求められる。

(2面・総合)