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家族経営 春作業の省力化 密苗で規模拡大に対応 ―― きのうちライスファーム(福島県泉崎村)(7面・営農技術)【2021年2月4週号】

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 親子3人で主食用米25ヘクタールを栽培する福島県泉崎村の「きのうちライスファーム」では、播種密度を増やして苗箱数を削減する「密苗」を全面積で導入し、春作業の省力化につなげている。苗箱数は従来の2分の1程度に減らしつつ、病害などのリスク回避として面積に対して1割ほど多めに用意できている。代かきと同時進行で1日2~3ヘクタールを植え付ける。代表の木野内悟さん(49)は「年々、経営規模が大きくなっている中で、効果に実感がわいている」と話す。

(7面・営農技術)

〈写真:密苗用の田植機は、小面積から高精度にかき取りができる〉