ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

もみ殻+ビニール被覆 バナナの苗木、無加温で越冬【5月2週号 山形県】

210512_6.jpg 【山形支局】バナナの苗木栽培を手掛ける河北町谷地の鈴木亨さん(38)は、無加温のビニールハウス内に地植えした食用バナナ2株の越冬に成功した。今回越冬に成功したバナナは、「ドワーフナムワ」は氷点下3度、「カリフォルニアゴールド」は氷点下6度を下回ると枯死するとされている。同町では昨年12月から今年2月にかけ、氷点下10度以下を数回記録。鈴木さんは株を守るため、もみ殻を20センチほど敷き詰め、支柱で囲み、ビニールで二重に被覆して熱を逃さないよう工夫した。

〈写真:来年の収穫に期待を寄せる鈴木さん〉