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農水省 2022年度予算概算要求 みどり戦略実現へ新事業 温室ガス"ゼロ"に前進(2面・総合)【2021年10月2週号】

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 農林水産省は、2022年度予算概算要求で「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業」に65億円、「みどりの食料システム戦略推進総合対策」に30億円を新規要求した。50年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す政府方針を農林水産分野で実現する取り組みを本格的にスタートする。生産力向上と持続性の両立という高い目標の実現には、消費者の理解を醸成するとともに、生産、加工・流通、消費の各段階が連携し、行動する環境整備が重要だ。スマート農業をはじめとする技術革新(イノベーション)の生産現場への実装・導入を促進し、環境負荷軽減を図りながら農業・農村が持続的に発展できる食料システムの構築が求められる。

(2面・総合)