「産地では、各家庭で生の芋からこんにゃくが作られている。香り高く、もっちりとした"本場のこんにゃく"を売りにしている」と話すのは、群馬県昭和村糸井でコンニャクイモを20ヘクタール栽培する石井メイドオリジナルの石井邦彦代表(35)だ。加工場を整備して「生芋こんにゃく」(200グラム)などを製造し、ホームページ(HP)などで販売する。こんにゃくの包装袋には自らの写真を印刷し、HPのブログなどでこんにゃくの魅力を発信する。自宅でこんにゃく作りを体験できるキットやオリジナル商品も開発し、こんにゃくを身近な存在として感じてもらおうと活動している。
(4面・流通)
〈写真:生芋こんにゃく(右)と手作りキットを手に石井代表〉