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今週のヘッドライン: 2015年04月 1週号

牛白血病に挑む NOSAI獣医師と家畜保健衛生所が連携 ―― 滋賀県(1面)【2015年4月1週号】

150401_01.jpg 牛白血病が増加傾向にある。2012年は全国で2090頭が確認され、02年の686頭から大幅に増加した。ウイルスの感染で広がる例が多い牛白血病は、治療法がなく、発症すると回復が困難で、酪農や肉用牛経営への打撃は大きい。また、感染しても発症しない牛も多く、気付かないうちにまん延してしまうケースがある。滋賀県では、家畜保健衛生所とNOSAIが連携して牛白血病の撲滅を目指し、感染予防や早期発見の指導に汗をかく。清浄化に成功する事例も出てきた。

(1面)

〈写真:牛白血病の早期発見に努める青木獣医師。「発見が難しい病気だが、疑いの目を持って当たれば大部分は診断可能だ」〉

2015年度の小麦の需給見通し 国産流通量は79万トン(2面・総合)【2015年4月1週号】

 農林水産省は3月26日、2015年度の麦(食糧用)の需給見通しを公表した。小麦の総需要量は、14年度見込み比25万トン減の571万トンとした。うち国内産の流通量は作付予定面積などを踏まえて79万トンとし、小麦代替の米粉用国産米の流通量は14年度並みの1万8千トンに据え置いた。3月末に閣議決定する新たな食料・農業・農村基本計画では、25年度の小麦生産量は95万トン、米粉用米は10万トンの目標を掲げる。食料の安定供給確保には、米麦の生産を基本とする水田営農の振興が欠かせない。日本の気候や実需者ニーズに即した品種開発などに加え、消費者に国内産麦と米粉の魅力を発信してシェア拡大を図っていく必要がある。

(2面・総合)

個性で勝負! 特徴ある7種類のキュウリを栽培 ―― 神奈川県平塚市・株式会社湘南きゅうり園(3面・暮らし)【2015年4月1週号】

150401_02.jpg 「トマトに大きさや色の違いがあるようにキュウリにも個性があると知ってもらいたい」と神奈川県平塚市城所で株式会社湘南きゅうり園を経営する吉川貴博さん(30)。市の伝統野菜で果実の下半分が白くなる「相模半白節成」を筆頭に、色や形に特徴のある7種類のキュウリを栽培し、飲食店や八百屋などに販売する。見た目のインパクトや食感の違いが評価され、料理の付け合わせなどで注目を集めている。「栽培技術の向上を図りながら、さまざまな品種を検討しお客さんのニーズに応えたい」と話す。

(3面・暮らし)

〈写真:「品種ごとに栽培技術を高めていきたい」と吉川さん〉

麦の穂発芽や凍霜害相次いで発生 制度の周知に奔走 ―― 栃木県・NOSAIなす中央(5面・NOSAI)【2015年4月1週号】

150401_03+04.jpg 「こういう役職は若い人にもどんどん経験してほしい。分からなければ職員もサポートしてくれる」と栃木県大田原市滝岡で水稲、麦を生産する関谷規一さん(66)。NOSAIなす中央(那須中央農業共済組合、木村光一組合長)の共済部長(NOSAI部長)を務め、水稲・麦共済細目書の配布や取りまとめ、建物共済の加入推進、広報紙の配布などに活躍する。地域では近年、大雨による麦の穂発芽や低温による凍霜害など災害が続いており、被災したときに補償が受けられるようNOSAI制度の周知に努めている。


事故経験踏まえ農機具共済を推進
 関谷さんは、借地を含め水稲25ヘクタールと麦22ヘクタールを栽培し、作業委託で水稲5ヘクタールを管理する。30アール規模の水田100カ所ほどだ。
 共済部長は15年間続けており、地区の総代と損害評価員も務める。地区の60戸余りを2人で分担し、関谷さんは28戸を担当する。訪問する際には、NOSAI制度の補償内容など質問を受けることもある。

ナシ凍霜害受け果樹共済に関心
 大田原市湯津上でナシ240アール、水稲218アールを作付ける古森健一さん(57)は、14年度から共済部長と水稲・麦の損害評価員を兼務する。水稲共済細目書の配布・とりまとめや広報紙の配布で14戸を担当する。
 ナシは、「幸水」「豊水」「あきづき」「かおり(平塚16号)」「新高」「にっこり」などを栽培し、収穫は8月から11月まで続く。忙しいときも夕方に仕事を終えてから、各戸を回っている。

(5面・NOSAI)

〈写真上:「農機具の修理は高額なので、共済で助かっている」と関谷さん〉
〈写真下:「果樹共済はいくつも加入方式があるので説明が必要だ」と古森さん〉

味の良さで売り切る「かんきつ中間母本農6号」(10面・流通)【2015年4月1週号】

150401_05.jpg農家、仲卸、専門店などが連携 「まさる君研究会(農6研究会)」
 農家と仲卸、果実専門店などが連携する「まさる君研究会(農6研究会)」は、良食味のかんきつ「かんきつ中間母本農6号」の生産、販売拡大に乗り出している。2月ごろに収穫して約1カ月予措すると、糖度が14〜15度に上がる。貯蔵性に優れ、5月まで生果や生搾りジュースの販売が可能だ。本年産は、山口県と静岡県の農家9戸が60アールで5トンを生産し、仲卸2社に全量出荷する。取引価格は、生食用でキロ250円だ。果実が小玉で皮がむきにくい点があるものの、食味が良く評判を呼んでいる。生産者にも栽培がしやすいと好評だ。

(10面・流通)

〈写真:出荷前のかんきつ中間母本農6号を手に吉澤さん。Mサイズが約6割を占める〉

キャベツ農家の空き圃場利用し夏場にソルゴー 粗飼料を自給で経費低減 ―― 愛知県田原市・渡会寿彦さん(11面・営農技術)【2015年4月1週号】

150401_06.jpg 「キャベツ農家と協力し合うことで、50頭規模でも無理なく経営を持続できる」と愛知県田原市小中山町で酪農を営む渡会寿彦さん(46)。飼養頭数を抑えて目の行き届く管理と労力低減を図り、粗飼料自給によるコスト削減に重点を置く。1日の平均作業時間は8時間程度。粗飼料は、近隣のキャベツ農家と連携して、圃場が空く夏季にソルゴーを栽培する。粗飼料自給率100%、乳飼比40.5%を達成した。

(11面・営農技術)

〈写真:「長男の就農に合わせて無理のない程度に飼育頭数を増やしたい」と寿彦さん〉

「信頼のきずな」未来につなげる運動 NOSAI団体の新たな全国運動スタート(1面)【2015年4月1週号】

150401_07.jpg NOSAI団体は2015年度から新たな全国運動として「信頼のきずな」未来につなげる運動を3年計画でスタートさせた。運動の目標に「安心ネットを広げ つなげよう農家・地域の未来」を掲げた。
 過去に経験のない自然災害が発生する中、役職員が生産現場に出向いて農家・組合員との対話を積み重ねるフィールド活動をさらに強化。災害による損失補てんと損害の未然防止というNOSAI制度の主要機能を地域の全ての農家に提供することを目指す。また、導入に向けた事業化調査(フィージビリティスタディ)が始まった収入保険制度については、導入時に実施主体となれるよう実績を積み重ねていく方針だ。農家ニーズを踏まえた現行制度の改善検討にも積極的に取り組む。
 全国統一的な四つの推進課題を設定した(図参照)。「提案型推進を中心とした多様な経営体への制度普及」では、提案型推進を中心とした引受け拡大に取り組み災害対策としてNOSAI制度の機能を最大限に発揮する。「リスクマネジメント(RM)活動の充実・強化」は、生産性の向上やコストダウンなど関係機関と連携した活動を展開して経営体を支援し、農家・地域の振興への貢献を目指す。「事業運営基盤の強化」では、制度の運営に不可欠なNOSAI部長など基礎組織が活動しやすい環境づくりに努める。「広報・広聴活動の充実・強化」では、NOSAI制度の機能や仕組みに十分な理解を得られるよう、広報紙や農業共済新聞、ホームページを活用した広報活動を強化する。

(1面)

〈図:運動の目標〉

農政審/新たな基本計画案を答申 活力ある農村へ道筋(2面・総合)【2015年4月1週号】

産業政策と地域政策を両輪に
 農林水産省の食料・農業・農村政策審議会(会長・生源寺眞一名古屋大大学院教授)は3月24日、10年先を見通した農政の指針とする「新たな食料・農業・農村基本計画」案をまとめ、林芳正農相に答申した。林農相は「基本計画に基づき総力で施策の改革を進め、特に若い方々が希望をもてるよう強い農業、美しく活力ある農村を実現していく」と強調した。

(2面・総合)

「乳用牛ベストパフォーマンス実現会議」報告概要(2面・総合)【2015年4月1週号】

150401_08+09.jpg 農林水産省は3月25日、乳用牛の生産性を最大限発揮させる管理の改善ポイントを情報発信しようとセミナーを開催。行政担当者や飼料メーカー担当者など約100人が参加した。専門家を集めて設置した「乳用牛ベストパフォーマンス実現会議」でまとめた高秘乳牛の飼養管理や後継牛確保の対応策が報告された。概要を紹介する。


「第一胃発酵の健全化を意識した高泌乳牛の飼養管理」
畜産・飼料調査所「御影庵」主宰 阿部亮氏

 粗飼料と濃厚飼料の採食バランスが崩れると正常な第一胃発酵ができず、繁殖成績の低下にもつながる。粗飼料の適切な給与と採食量の確保で健全な第一胃発酵を促すことが重要だ。


「キャッシュフローを意識した後継牛確保」
全国酪農業協同組合連合会購買部 酪農生産指導室 丹戸靖氏

 乳用牛飼養頭数の推移をみると、育成牛頭数の減少はないものの、経産牛が5年間で10万頭も減少している。経産牛の更新早期化が要因だ。

(2面・総合)

〈写真上:阿部氏〉
〈写真下:丹戸氏〉

学校給食用米は全量地場産エコ認証 ―― 子どもたちの笑顔のために【愛媛支局・2015年4月1週号】

150401_10.jpg 【愛媛支局】食の安全、地産地消への関心が高まる中、四国中央市は、学校給食に地産地消をいち早く取り入れてきた。今では市内の学校給食で使う米は全て地場産を使用。さらに愛媛県では初めて、全量エコ認証米で賄っている。その米は「うまそだち」というブランドとして確立されている。
 四国中央市の地産地消の取り組みは、2003年に旧土居町から始まった。土居町藤原地区の農作業受託グループ「八坂」の4人が、町の申し出を受け、農業委員会とJAの協力を得て学校給食用米の作付けに取り組み、その米が約2千人分の米飯給食に使用された。
 八坂の会長・安部忠男さん(77)は「地元のお米を食べさせたいという思いが伝わって引き受けたのよ。エコえひめ認証を受けた化学合成農薬5割減、化学肥料5割減の特別栽培米で、最初『コシヒカリ』を4.38ヘクタール作付けし、収量は約16トンでした。田植えや稲刈りの農業体験学習の場を提供したり、学校給食交流会で、農業をする喜びや苦労話をすることで、身近に感じてくれて、『お米のおじちゃん』と言ってくれるし、残食量が減ったのがうれしいね」と話す。
 JAうま米麦部会長・藤田忠和さん(73)は「私たち生産者側も食育に携わるようになって、子どもたちの笑顔にふれ、あらためて農業にやりがいを覚え、作る喜びを感じている。子どもたちと直接つながる地産地消を大切にしたい」と、地域全体で食農を進めていきたい考えを話す。


〈写真:子どもたちの学校給食に使われている米「うまそだち」や野菜とともに、安部さん(左)と藤田さん〉

イチゴで育てた「とちおとめ牛」―― 地元特産で付加価値【栃木支局・2015年4月1週号】

150401_11+12.jpg 【栃木支局】上三川町多功の前原邦宏さん(32)は、肥育する黒毛和種の雌に、地元産イチゴを乾燥させて作ったイチゴのパウダーを出荷月齢6カ月前から与えている。「とちおとめ牛」として販売され、前原さんは「地産地消を目標に、ブランド認知度を上げていきたい」と意気込む。
 現在、父の義弘さん(61)と黒毛和種を一貫経営する。飼育頭数は130頭だ。とちおとめ牛飼育のきっかけは、地元の特産品を使って付加価値を付けたブランド牛を育てられないかと思ったこと。
 イチゴは地元農家に規格外を譲ってもらっている。スライスし、電気乾燥機で約40時間乾燥させ、パウダー状にして冷蔵庫で保管。イチゴのパウダーの1日の給餌量は50グラム。試行錯誤して決めた量だという。
 とちおとめ牛は、2013年9月に商標登録(登録第5613299号)。肉質は㈱食環境衛生研究所の調査で、アミノ酸などの栄養分析結果はオレイン酸54.0〜56.0%、グルタミン100グラム中21〜71ミリグラムと、同時に検査した他県の有名ブランド牛の数値と比較しても遜色ない結果となっている。
 前原さんは「おいしい牛肉を気軽に食べてもらえるように、定時・定量出荷を目指して頑張りたい」と話す。


〈写真上:電気乾燥機で乾燥させたイチゴを取り出す前原さん〉
〈写真下:右から収穫したイチゴ、乾燥させたイチゴ、パウダー状にしたイチゴ〉

短角牛 真っ白な子牛が誕生 ―― 愛される存在に【岩手支局・2015年4月1週号】

150401_13.jpg 【岩手支局】久慈市山形町の下舘進さん(46)が飼育する短角牛から全身の毛が白い子牛が生まれ、地域で話題になっている。
 短角牛とは、在来種「南部牛」と外来種「ショートホーン」を交配した「日本短角種」のことで、一般的に毛は茶褐色になり、白一色は珍しいとされる。
 子牛の名前は「白龍」で今年1月半ばに体重約40キロで生まれ、現在、約70キロにまで成長。進さんの父、竹蔵さん(74)は「成育は順調で、将来的には体重約1トンになるのではないかと思う。来年、地元平庭で行われる全国闘牛サミットで披露したいな」と希望に笑みがこぼれる。
 進さんが飼育する闘牛は15頭で、大きいものは1トンを超え、迫力ある姿に圧倒される。白い子牛を見に青森県や花巻市から訪れる人もいて、進さんは「今後、地元のイベントの目玉になり、たくさんの方々に足を運んでもらいたい」と展望を話す。


〈写真:「人懐こい性格」と竹蔵さん〉

自家産米粉でスイーツの店 ―― パンにも挑戦したい【新潟支局・2015年4月1週号】

150401_14.jpg 【新潟支局】米粉を中心とした手作りスイーツとカフェの店「ママのおやつ」を昨年9月にオープンさせた津南町羽倉の早河史恵さん(43)。
 同店は夫の聖光(きよみつ)さん(46)が代表取締役社長を務める「フェアリーズファーム」の事業の一つ。史恵さんが店長兼パティシエを務めている。スイーツの素材は、同社が栽培する「コシヒカリ」の米粉やイチゴ、100羽ほど飼育する鶏の卵と地元の津南牛乳など、地場産を半分以上使用している。
 米粉は業者に依頼し、細かく粉砕するため、ロールケーキなどは「ふんわり柔らかい」と顧客から評判だ。
 「小麦粉に比べコストは掛かりますが、自家産を使い、家族に食べさせるつもりで心を込め作っています」と史恵さんは笑顔で話す。
 利用者は「この店のスイーツは、子どもが大好きです。津南町の材料が多く使われているので、安心して食べられます」と魅力を話す。
 史恵さんは「米粉パンにも挑戦したいですね」と新商品の開発にも意欲的だ。


〈写真:米粉を手に史恵さん〉

プレミアムオリーブオイル ―― フレッシュさが自慢【香川支局・2015年4月1週号】

150401_15.jpg 【香川支局】「仁尾町の太陽と潮風で育ったオリーブオイルです。フレッシュな香りと味をお楽しみください」とPRする、仁尾オリーブ生産組合(総面積4.4ヘクタール、2700本栽培)の宮武孝季さん(三豊市仁尾町、30歳)と中西豊さん(同町、68歳)。今年1月から、100%三豊産の食用オリーブ油「あかつき」の販売を開始した。
 オリーブは全て手摘みで収穫。収穫から3日以内に県内加工場でオイルを抽出し、ろ過まで行う。風味が評価され、香川県産オリーブオイル品質評価基準で、最高位の香川県産プレミアムの認定を獲得している。
 「鮮度に自信があります。香りを楽しむため、料理の仕上げに加えるのがお薦めです」と宮武さん。中西さんは「仁尾町の新しい特産品として広くアピールしていきたい」と熱意を見せる。
 香川県オリーブ品評会オリーブオイル部門をはじめとした品評会に出品し、審査員からは「シーフード料理はもちろん、ポタージュやクラムチャウダーなどスープにもマッチする柔らかな味わい。すっきりした後味は和食やアイスクリームにも最適」と高く評価されている。


〈写真:オリーブの木の前で「少量生産なのでお早めに」と宮武さん(右)、中西さん〉

クワイの即席スープ ―― 粉末にして通年で提供【広島支局・2015年4月1週号】

150401_16.jpg 【広島支局】備後地方の特産品や地域資源を生かした商品開発を手掛ける「有限会社ぬまくま夢工房」(福山市御船町)。福山市特産のクワイを使った「くわいぽたーじゅスープ」を昨年秋に売り出した。クワイ独特のほろ苦さと甘さがマッチした、優しい味わいが好評を得ている。
 クワイは芽が出る縁起物として知られ、同市は生産量全国1位を誇る。「色付きや形が悪い規格外品を活用できないか」という生産者の声を受け、同社の中島基晴社長(47)がクワイを粉末状にし、商品化することを考案した。
 1年間の試行錯誤の末、ジャガイモ粉末を配合し、子どもから大人までおいしく飲めるポタージュスープに仕上げた。「粉末にすることで通年供給できる」と、1月にはクワイ500キロを使って2千食製造。土産物店やサービスエリアなどで販売している。
 「スープはクワイを知ってもらうための手段。商品を通してその土地の農産物の知名度が上がり、地域ブランドとして定着していくことが最終目標」と意気込んでいる。


〈写真:商品化されたクワイのスープ〉

防風林「専門技術を高く評価する社会に【2015年4月1週号】」

 ▼ロボコンが好きだ。テレビ欄にあれば見るか録画している。正式にはロボットコンテストと呼び、工業系の高等専門学校や大学の学生が、毎年示される競技課題に適したロボットを製作して対戦し、優勝を目指す。
 ▼課題に対する柔軟な発想とそれを形にする技術が問われる。ロボットの外見はもちろん、物をつかんだり飛ばしたりの仕組みが違い面白い。対戦中に停止すると必死で動かそうとする真剣な姿も魅力だ。
 ▼日本は、ものづくりの国と言われ、製造業の確かな技術が輸出の強みとなっていた。これから輸出拡大を図る農産品も、農家の高い技術があれば品質で劣る心配は全くない
 ▼一方、学校教育や一般社会では偏差値が重視され、工業、農業など専門高校は軽んじられてきた。専門科目の履修が必要で大学進学も難しい面があった。
 ▼その反省か、文部科学省は専門的職業人の育成強化に乗り出した。農林水産省とも連携して農業や関連産業への就農・就業を促すという。専門的な技術を高く評価する社会にしたい。

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