畑作物共済
畑作物共済の対象品目は
対象品目は、ばれいしょ、大豆(えだまめを含む)、小豆、いんげん、てん菜、さとうきび、茶(一番茶に限る)、そば、スイートコーン、たまねぎ、かぼちゃ、ホップ、蚕繭です。
対象となる災害は
(1)農作物の場合
風水害、干害、冷害、ひょう害その他気象上の原因(地震・噴火を含む)による災害、火災、病虫害および鳥獣害による農作物の減収(てん菜、さとうきびは、農作物の減収および糖度の低下)です。ただし、茶の災害収入共済方式は農作物の減収を伴う生産金額の減少が対象となります。
(2)蚕繭の場合
蚕児の風水害、地震または噴火による災害、火災、病虫害および鳥獣害ならびに桑葉の風水害、干害、凍霜害、ひょう害、雪害、冷湿害、地震または噴火による災害その他の気象上の原因による災害、火災、病虫害および獣害による繭の減収が対象となります。
畑作物共済への加入は
組合等が実施している畑作物共済事業の対象作物ごと(共済目的の種類ごと)に、5〜30アール(北海道は30〜100アール以上の範囲内で、組合等が定める)を栽培している農家、または蚕種の掃立量が0.25〜2箱の養蚕農家が加入できます。この場合、農家は対象となる品目すべてについて加入する必要があります。
引受方式の種類は
畑作物の引受方式は、対象となる対象となる農作物等によって異なり、それに応じて、補償水準や共済金の支払い条件も定められています。
| 共済目的 |
引受方式 |
内容 |
| ばれいしょ |
全相殺方式 |
農家ごとの減収量が、その農家の基準収穫量の1割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| 大豆 |
半相殺方式 |
被害耕地ごとの減収量の合計が、その農家の基準収穫量の2割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| 全相殺方式 |
農家ごとの減収量が、その農家の基準収穫量の1割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| 一筆単位方式 |
被害耕地の減収量が、その耕地の基準収穫量の3割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
小豆、 いんげん |
半相殺方式 |
被害耕地ごとの減収量の合計が、その農家の基準収穫量の3割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| てん菜 |
全相殺方式 |
農家ごとの減収量が(基準糖度に対する当該年産の糖分を調整した量)が、その農家の基準収穫量の1割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| さとうきび |
全相殺方式 |
農家ごとの減収量が(基準糖度に対する当該年産の糖分を調整した量)が、その農家の基準収穫量の2割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| ホップ、スイートコーン、たまねぎ、かぼちゃ、蚕繭 |
全相殺方式 |
農家ごとの減収量が、その農家の基準収穫(繭)量の2割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| 茶 |
半相殺方式 |
被害耕地ごとの減収量の合計が、その農家の基準収穫量の3割を超えた場合に共済金を支払う方式 |
| 災害収入共済方式 |
共済事故により価格を加味した実収穫量が基準収穫量を下回り、かつ、生産金額が基準生産金額の8割に達しない場合に共済金を支払う方式 |
| (注1) |
全相殺方式や災害収入共済方式への加入については、収穫量の相当部分を客観資料等によって適切に確認できる農家に限定している。 |
| (注2) |
減収量とは、「基準収穫(繭)量から実収穫(繭)量を差し引いた数量」である。 |
共済金額(補償額)は(茶の災害収入方式は除く)
共済金額は、対象となる共済目的の種類等(蚕繭は小蚕期区分があるときはその区分ごと)および農家ごとに、次の算式により算定します。
共済金額=単位当たり共済金額×基準収穫(繭)量×引受割合
<単位当たり共済金額>
共済目的の種類ごとおよび地域ごとに、農家手取価額を限度として、主務大臣が毎年定める2種類以上の金額の中から、組合等がその区域に適応する額を選択します。なお、組合員の申し出により、別の金額を選択することもできます。
<基準収穫量(基準収繭量)>
◎農作物
基準収穫量=10アール当たり基準収穫量×引受耕地の栽培面積
◎蚕繭
基準収繭量=箱当たり収穫量×共済箱数
共済掛金は
共済掛金=共済金額×共済掛金率
で算定されます。
「共済掛金率」は、過去20年間の被害率をもとに決められ、一般に3年ごとに見直されます。共済掛金のうち、55%(蚕繭は50%)は国が負担しますので、農家負担は45%(蚕繭は50%)となります。
支払共済金の額は(茶の災害収入方式を除く)
共済目的の種類ごと、農家ごとに次の算式により算出された共済金が支払われます。
共済金=単位当たり共済金額×共済減収量
で算出されます。
<共済減収量>は
◎一筆方式の場合
共済減収量は被害耕地の共済減収量の農家合計になります。
被害耕地の共済減収量=被害耕地の減収量−同耕地の基準収穫量×0.3
◎半相殺方式の場合
大豆…共済減収量=(被害耕地ごとの減収量の計)−(引受耕地ごとの基準収穫量の計)×0.2
小豆、いんげん、茶…共済減収量=(被害耕地ごとの減収量計)−(引受耕地ごとの基準収穫量)×0.3
◎全相殺方式の場合
共済減収量=(農家の減収量)−(農家の基準収穫(繭)量)×0.2(ただし、ばれいしょ、大豆、てん菜は0.1)
無事戻し
農作物共済に同じ
| 畑作物共済(蚕繭以外) |
引受戸数(戸) |
引受面積(アール) |
共済金額(円) |
被害戸数(戸) |
被害面積(アール) |
共済金(円) |
| 平成 5年 |
111,642 |
16,740,884 |
121,377,608,565 |
54,328 |
7,165,619 |
13,275,137,586 |
| 平成 6年 |
84,336 |
15,994,816 |
123,116,027,258 |
25,633 |
5,241,116 |
7,231,674,242 |
| 平成 7年 |
91,432 |
16,754,802 |
127,063,195,394 |
17,979 |
2,765,497 |
3,274,546,397 |
| 平成 8年 |
95,960 |
17,270,816 |
130,833,663,732 |
27,695 |
6,533,672 |
7,949,808,378 |
| 平成 9年 |
89,939 |
17,102,305 |
129,125,738,986 |
21,226 |
4,037,255 |
4,417,139,485 |
| 平成10年 |
97,138 |
17,566,591 |
131,382,589,587 |
36,797 |
5,762,267 |
7,544,942,385 |
| 平成11年 |
92,212 |
17,500,808 |
126,618,170,360 |
26,901 |
4,590,251 |
5,889,406,460 |
| 平成12年 |
101,315 |
18,507,333 |
128,225,133,007 |
24,928 |
5,272,014 |
6,709,885,756 |
| 平成13年 |
109,944 |
20,225,295 |
134,059,994,659 |
22,874 |
3,761,394 |
5,213,928,853 |
| 平成14年 |
110,644 |
21,147,796 |
137,833,006,192 |
27,557 |
4,217,882 |
6,827,710,492 |
| 平成15年 |
111,378 |
21,743,724 |
139,225,969,207 |
36,861 |
5,689,965 |
8,284,131,482 |
| 平成16年 |
99,183 |
21,294,720 |
136,327,784,232 |
44,206 |
5,286,662 |
8,597,357,906 |
| 平成17年 |
96,229 |
21,423,557 |
135,438,983,714 |
19,819 |
2,762,231 |
2,828,156,164 |
| 平成18年 |
92,380 |
22,089,321 |
138,306,497,834 |
30,304 |
6,437,235 |
6,700,700,683 |
| 平成19年 |
87,940 |
24,651,694 |
130,116,450,110 |
18,332 |
4,824,877 |
4,152,019,733 |
| 平成20年 |
87,488 |
25,742,754 |
133,408,781,884 |
12,637 |
4,065,095 |
3,204,116,224 |
| 畑作物共済(蚕繭) |
引受戸数(戸) |
共済箱数(箱) |
共済金額(円) |
被害戸数(戸) |
被害箱数(箱) |
共済金(円) |
| 平成 5年 |
59,334 |
290,833 |
12,730,308,650 |
6,172 |
38,242 |
502,144,250 |
| 平成 6年 |
41,691 |
197,105 |
8,917,591,700 |
3,599 |
18,206 |
211,481,040 |
| 平成 7年 |
29,139 |
138,408 |
5,817,897,720 |
1,493 |
7,427 |
87,189,360 |
| 平成 8年 |
16,876 |
78,339 |
3,181,283,130 |
865 |
4,058 |
35,350,240 |
| 平成 9年 |
13,965 |
64,990 |
2,767,457,430 |
512 |
2,413 |
26,501,350 |
| 平成10年 |
11,312 |
52,741 |
2,149,556,940 |
882 |
4,396 |
49,631,860 |
| 平成11年 |
8,789 |
39,764 |
1,621,310,090 |
677 |
3,306 |
37,573,180 |
| 平成12年 |
7,151 |
32,003 |
1,302,848,200 |
387 |
1,954 |
22,419,160 |
| 平成13年 |
5,564 |
25,799.41 |
1,053,519,120 |
471 |
2,364.65 |
25,530,680 |
| 平成14年 |
4,814 |
22,466.65 |
985,763,190 |
380 |
1,970.82 |
26,399,800 |
| 平成15年 |
4,200 |
19,785.38 |
821,533,920 |
351 |
2,195.63 |
27,883,040 |
| 平成16年 |
3,705 |
17,384.85 |
741,275,710 |
312 |
1,430.11 |
16,951,570 |
| 平成17年 |
3,152 |
15,232.90 |
676,068,740 |
163 |
878.45 |
11,402,340 |
| 平成18年 |
2,598 |
12,231.55 |
546,469,250 |
123 |
886.68 |
7,914,180 |
| 平成19年 |
2,216 |
10,222.11 |
479,852,500 |
50 |
290.97 |
2,946,540 |
| 平成20年 |
1,965 |
9,009.28 |
432,076,750 |
51 |
268.99 |
4,178,720 |
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