都城市夏尾町の高橋泰彦さんは、農協から古いトラクターのロータリーを譲り受け、近所の鉄工所に依頼し、カバーとつめを取り除き、長さ約７０センチにカット、ロータリーの駆動部分を利用してワイヤーで引っ張り出すウインチに改造した。山仕事に不便さを感じたのがきっかけで考案したこの機械、改造費は３万円弱で、あとはワイヤーの実費のみだとか。現在、２３馬力のトラクターに取り付け木材を引っ張り出す作業に使っている。トラクターの入れない場所でも、ワイヤーさえ届けば利用できるので大変重宝しているという。