大島郡瀬戸内町古仁屋の仰優さん(あおぎ・まさるさん)が考案した「草抜き道具」は、鉄製の棒の先に草を挟み引き抜く部分と、草を引っ掛けるくま手部分がある。取っ手を握ると、はさみ部分が閉じる仕組みで、立ったまま楽に草取りができる。
「お年寄りが地面に座り込んで草取りしている姿を見て、何か楽に作業できる道具は作れないかと、試行錯誤した末の完成品」と仰さん。
<写真:右写真は左写真の先端部分。先端部分の左側で草を挟んで引き抜き(歯が付いているのでガッチリつかめる)、右側の熊手部分では、草を引っかけて取ることができる>