京都府亀岡市畑野町土ヶ畑ではイノシシが田を荒らすため、ペットボトルの空き容器で作ったフェンスを設置。効果を上げている。
同地区はイノシシが頻繁に出没し、作物を荒らされて頭を痛めていた。
約十年前に始まったボトルフェンスの設置は当初、わずかの本数だったが、今では約55,000本ほどに増え、山の一角を取り囲むほど。地元の人には見慣れた光景でも、ほかから来た人は思わず足を止めて眺めるという。
風が吹くと、ペットボトルがぶつかりあい音を立てる。この音でイノシシが田に降りてこないという。ただ今後は、イノシシとの知恵比べで、「改良が必要」と住民たちは考えている。
<写真:ペットボトルがずらり。大きな音でイノシシは寄ってこないという>