鎮圧ローラーを改良して「200セルポット穴あけ機改良型」を製作した坂東市長須の後藤勝治さんは、このアイデアで、省力化を図っている。
鎮圧ローラーは、セルポットの培土に播種用の穴を開ける器具。後藤さんは「立って作業ができるように」と、木材を使って柄を取り付た。ローラーを保持するアームと回転軸は塩ビ管を利用して接続。スムーズに回転するように工夫している。
後藤さんは「中腰の作業だったため腰痛になってしまいましたが、延長棒を取り付けることで、腰痛も改善しました。一度に2枚の穴開けができるので、作業効率も今までの倍以上よくなり、とても楽になったよ」と話す。