ジャガイモ150アールを栽培する五島市上崎山町の橋本安孝さんは、知人の考案したジャガイモ植え付け機を譲り受け、独自に改良補強して作業の効率化を図っている。
この植え付け機はトラクターでけん引する乗用型。作業機の上に2人が乗り、種芋をモーターで回転するコンベヤーに入れると、耕起・畝上げ・植え付けの作業が同時に行える。培土板三つのうち両端を移動式にして、畝幅を調整できるように改良。また種芋を送るコンベヤーは速度が変えられるように工夫したため、種芋を入れる人が慌てないで作業できるという。橋本さんは「一度に2畝分の作業をしますので、通常の植え付け機の3〜4倍の効率があります」と話している。