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双子の馬が誕生 元気に育て【北海道支局・2015年7月2週号】

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 【北海道支局】「馬を飼って40年になりますが、双子が元気に生まれたのは初めてです。母馬が出産後も健康なので安心しました」と話すのは稚内市の米田貢さん(64)。所有する重種馬が、6月3日に双子の子馬を無事出産し、地域の話題となっている。
 子馬は鹿毛(かげ)の雄と栗毛の雌で、母馬は地方競馬で活躍した「ソウヤミサキ」。近隣組合員も「本当に珍しいね」と驚きの声を上げている。
 宗谷地区NOSAI北部診療所の佐敷諭(さしき・さとし)獣医師は「単胎動物の馬種が、双子を生むことはとてもまれです。双子の子馬が正常に生まれるのは分娩(ぶんべん)馬千頭中1頭ともいわれています。そのような少ない確率で生まれた双子の子馬たちには、この先も元気に育ってほしい」と話す。

〈写真:子馬の世話をする米田さん」〉