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ミニサイズのキュウリ独学で挑戦【大分県・9月1週号】

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 【大分支局】新規就農して3年になる杵築市の吉田億治(よしだむねはる)さん(39)は、今年4月から、実のサイズが2~3センチというミニサイズのキュウリ(商品名「メキシカン・サワー・ガーキン」)の栽培に挑戦している。スイカのような甘い香りと酸味が特徴。主にピクルスに用いられる。
 県内では他に生産者が見当たらず、吉田さんはインターネットなどの情報を活用し、試行錯誤しながら栽培に取り組んでいる。
 奈良県出身の吉田さんは大分県でサラリーマンをしていたが、農業にあこがれて、3年前、同市大片平でハウスを借りてキュウリなどを作り始めた。「鎌や鍬(くわ)すら持ったことがなく、手探りでした」と振り返る。
 「自分の作った野菜をいろんな人たちにもっともっと食べてもらいたい」と笑顔で話している。

〈写真:ミニキュウリの圃場で吉田さん〉