【広島支局】廿日市市栗栖のカフェレストラン「清流厨房(ちゅうぼう)せせらぎぶんこう」では、佐伯地域特産の大長ナスを使ったマドレーヌ「なすレーヌ」を製造、販売している。
なすレーヌは、地元の佐伯高校の生徒が地域のことを学ぶ授業で考案。昨年から生徒らが試作し、今年6月、同店で本格的に商品化された。
同店の竹本佐土美さん(46)は「地元の物を知ってもらいたいという思いを応援できれば」と協力し、多くの人の意見を取り入れるため、祭りなどでの試食・アンケートを提案。生徒らと共に開発したなすレーヌは、ラム酒に漬けた焼きナスを生地に混ぜ、レモン風味に砂糖で煮込んだナスをトッピングしている。
〈写真上:「『これが入っています』とナスも一緒に販売したいんですよ」と竹本さん〉
〈写真下:マドレーヌ「なすレーヌ」〉