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背負い式動力噴霧器に2本目のノズル【鹿児島県・11月3週号】

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 【鹿児島支局】「農作業を少しでも楽にしたくて改良しました」と話す、鹿屋市南町でサツマイモ6ヘクタールを栽培している榎原辰夫さん(63)。除草作業の時間短縮と軽労化のため、背負い式動力噴霧器のノズル部分を改良した。
 榎原さんの動力噴霧器の特徴は、ホース部にT型ジョイントを取り付けて、ノズルを2本使えるようにしたこと。両手で噴霧できることで除草剤を2列同時に散布できるようになった。また、ノズルパイプを伸縮式にしたり、噴口の角度を微調整できるようにしたりして、今まで薬剤が届きにくかった部分へもしっかり散布できるという。
 その他、パイプは脱着式にして、清掃や整備、修理がしようすいように工夫した。榎原さんは「以前より、時間も短縮できて、体への負担も軽くなりました」と話している。

〈写真:改良点を説明する榎原さん〉