ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

農作業の傍ら音楽活動【福岡県・12月1週号】

151202_11.jpg

 【福岡支局】「音楽を通して、多くの人と交流を深めていきたい」と話す、田川市の鶴島稔さん(71)。水稲50アール、コショウやハバネロなど3アールを栽培しながら、地元の音楽団体に参加して、地元の祭りや老人施設などで音楽活動を行っている。
 「農繁期になると、暇がなく、なかなか練習も難しくなります」と鶴島さん。バンドではギターを担当し、作詞も行う。ジャンボタニシの気持ちを歌った「ジャンボ谷氏の一人言」という曲など、農家ならではの観点から書いたユニークな曲も制作している。
 「音楽仲間との交流や、施設でお年寄りに喜んでもらえることにやりがいを感じています」と鶴島さん。「今後も、農業も音楽活動も楽しんでいきたい」と笑顔で話す。

〈写真:ギターを手に鶴島さん。作曲も手掛ける〉