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16年度の生乳生産量見通し0.6%減の737万4000トン 都府県の頭数減で再び減産に(2面・総合)【2016年2月1週号】

生産基盤の立て直し急務
 Jミルクは1月27日、2016年度の全国の生乳生産量は15年度比0.6%減の737万4千トンとの見通しを発表した。15年度は10年ぶりの増産が見込まれているが、都府県での飼養頭数の減少基調などを踏まえ、再び減産に転じると予測した。近年、バター不足が顕在化する中、乳製品の供給量を確保するため、政府はカレントアクセス(現行輸入機会、CA)に基づく輸入を措置する方針だが、中長期的な牛乳・乳製品の需給安定には、生乳生産基盤の立て直しが急務だ。

(2面・総合)