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ロータリー爪 損傷状態を確認、管理や交換で耕起・砕土性がより向上(14面・資材)【2016年3月4週号】

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 本格的な春作業を控え、土作りや耕起・整地に取り組む農家も多い。ロータリーによる耕うん作業の場合、爪の状態を確認することも重要だ。使い続けて爪が摩耗や損傷していると耕起の能力が低下する。不十分な耕起は作物の生育にも影響をおよぼすため、こまめな管理や交換が重要だ。購入時に装着されている純正品だけではなく、耐久性や性能を向上させた市販品もあり、費用や効果を加味しながら選択できる。爪の向きの組み合わせを工夫すれば土を寄せる方向の制御が可能で、耕起と同時に畝立てができるなど作業省力化に役立つ。

(14面・資材)

〈写真:定期的な爪の整備が、ロータリーの性能を最大限に発揮させる〉