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住民巻き込み地域の魅力発掘【新潟県・6月3週号】

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 【新潟支局】地域おこし協力隊として昨年7月、三条市下田地域に赴任した大滝雄斗さん(26)。「地域資源発掘コンテスト」などの企画による地域住民参加型の地域おこしを推進し、新たな下田の魅力発見に取り組んでいる。
 「下田地域にはたくさんの魅力がありますが、まだまだアピールが足りないように感じます。自分が移住してきたことで『下田地域が変わった』と思ってもらえるような働きをしたいです」と力強く話す。
 現在、大滝さんが中心となって、下田の名産品であるサツマイモと関連した「芋主プロジェクト」を進めている。これは、地域の人にサツマイモを育ててもらい、それを原料に下田産本格芋焼酎を造るという企画だ。「芋を育ててくれた地元の方に、完成した焼酎を還元する予定です。『投資』ならぬ『投芋』です」と笑顔で話す大滝さん。下田のネクストブランド作りに期待がかけられている。

〈写真:焼酎を手に大滝さん〉