【高知支局】「動物が好きで飼い始めたら、いつの間にか増えていって、多くの種類がここにいます」と四万十町南川口で水稲90アールと林業を営む冨永全重さん(57)。30年前のキジ飼育をきっかけに、プレーリードッグ、ウサギ、アナグマなどの他、ピラニアなどの熱帯魚に鶏類と広がった。オナガドリやウズラチャボ、東天紅鶏(とうてんこう)など天然記念物を飼育するまでになり、各地で有精卵を手に入れては自宅で孵化(ふか)させている。
自宅前に130平方メートルのケージをコツコツと自作中。「卵を採るため烏骨鶏(うこっけい)をメインに予定しているが、仕事が忙しくなったので年内には完成させたいねえ」と冨永さん。
〈写真:冨永さん。奥にいるのが烏骨鶏〉