大阪府立環境農林水産総合研究所(大阪府羽曳野市)は、ハウス内で栽培する水ナスで、問題となっている高温障害「つやなし果」の発生を抑える技術を開発した。水を細かい霧状にして噴霧する細霧冷房システムを利用し、昼間のハウス内温度を下げることで、つやなし果の発生は1割程度抑えられた。今後、さらに効果的な運用方法を探り、農家所得の向上につなげたい考えだ。
(9面・営農技術)
〈写真:細霧冷房システムの水を通すパイプを指す鈴木真実研究員〉
大阪府立環境農林水産総合研究所(大阪府羽曳野市)は、ハウス内で栽培する水ナスで、問題となっている高温障害「つやなし果」の発生を抑える技術を開発した。水を細かい霧状にして噴霧する細霧冷房システムを利用し、昼間のハウス内温度を下げることで、つやなし果の発生は1割程度抑えられた。今後、さらに効果的な運用方法を探り、農家所得の向上につなげたい考えだ。