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若者8人が耕作放棄地を再生へ 仕事・暮らし 自ら創る ―― 山口県宇部市・NPO法人 学生耕作隊(1面)【2016年10月2週号】

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 山口県宇部市今富では、20~30代の若者8人が共同生活をしながら耕作放棄地の再生に取り組んでいる。活動拠点を「楠(くすのき)クリーン村」と名付け、自給的な生活を基本に自ら住居や電力などを確保し、地元農家から地域資源を活用した田舎暮らしを学ぶ。米や茶を生産・販売するほか、東京の企業や海外の農家と連携して加工品を開発するなど収益確保を図る。農村の価値を再認識し自然や風土と共存しつつ、若者のアイデアで地域に働く場を生みだし、都市部よりも安定して暮らせる環境づくりを目指す。

(1面)

〈写真:茶畑で今後の商品開発について話し合うメンバー〉