大分県豊後高田市呉崎でブドウ1.8ヘクタールなどを栽培する「和泉農園」の和泉宮之さん(73)・やす子さん(67)夫妻と次男夫妻は、2世代で家族経営協定を締結。労働時間や毎月の給与などについて取り決め、余裕を持って働ける環境を整える。後継者への円滑な経営移譲にもつながり、経営から手が離れた夫妻は農家民宿での食育などに本格的に取り組むなど活動をさらに充実させている。
(3面・暮らし)
〈写真:子育てや私生活とも両立させながら、親子2世帯で営農する和泉さん一家(左から宮之さん、やす子さん、陣さん。右端が朋子さん)〉