ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

鎌倉大根 地域ブランドの新顔に ―― 神奈川県鎌倉市・鎌倉だいこん未来研究クラブ(1面)【2017年1月3週号】

170125-01.jpg

 神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜に昔から自生するハマダイコン(浜大根)を、「鎌倉大根」と命名し採種・栽培、イベントや勉強会を開き栽培の復活と普及をめざす動きが注目されている。地元の市民グループ「鎌倉だいこん未来研究クラブ」(約30人、さとうえだ代表)が中心に取り組んでいるもので、江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂さん(72)をアドバイザーに、自治体や地元のハマダイコンにまつわる古い伝承が残る神社と連携。同市関谷の鎌倉野菜生産農家の山森金雄さん(61)も栽培に加わり、地元の特産野菜として根付かせる取り組みが本格化してきた。

(1面)

〈写真:鎌倉大根収穫祭では、クラブメンバーをはじめ多数が参加した〉