私たちの暮らしに欠かせない照明器具が原因となる火災が増えている。2〜3月は全国的に空気が乾燥しやすく、強風が吹きやすい時期。何気なく使っている照明器具の過熱などが火元となって、自宅やその周辺を巻き込む大規模火災につながることはあってはならない。春作業に向けた農業機械などの点検に併せて、住宅や倉庫の照明器具を確認し「思わぬところのまさかの火災」を未然に防ぎたい。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE〈ナイト〉)製品安全センターの吉津兼人さんに、照明器具の使用時に気を付けるポイントを解説してもらった。
(3面・暮らし)
〈図:製品別・年度別火災事故件数〉