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広範囲、多様化する被害 農機具盗難を防ごう(16面・資材)【2017年6月4週号】

 春作業が一段落し、気持ちにもちょっとした余裕が生まれるころ。代かきや田植えなどで使用したトラクターや、秋に使うコンバインなどの農機具の保守管理は万全だろうか。NOSAI全国(全国農業共済協会、髙橋博会長)はこのほど、農機具共済における2016年度の農機具盗難事故の調査結果をまとめた。農機具共済を実施する40都府県合計で90台(支払共済金9104万円)の被害が発生。ピーク時と比べ盗難件数は減少しているものの、トラクターを中心に依然として被害が多く、引き続き警戒が必要だ。近年ではポンプなどを動力にする小型エンジンや自走式草刈機など比較的小さな農機具の被害も目立つ。盗難被害によって予定していた農作業などに支障が出る恐れもある。調査結果を踏まえ、盗難防止の対策を紹介する。

(16面・資材)