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濃厚飼料自給化へ トウモロコシ生産の幕開け(7面・特集)【2017年9月4週号】

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 国産の飼料用トウモロコシは、子実とともに茎葉を含めたホールクロップサイレージ(WCS)を牛に粗飼料として給与するのが一般的だ。濃厚飼料として利用する圧ぺんトウモロコシは輸入に依存する。だが近年は、雌穂(しすい)を利用したイアコーンサイレージの生産が北海道で普及するほか、水田作で乾燥子実を生産し給与するなど、濃厚飼料の自給も進んでいる。飼料自給率(2016年度)は、粗飼料が78%に対して、濃厚飼料は14%にすぎない。濃厚飼料の国内自給に向けたトウモロコシ生産の動向などを紹介する。

(7面・特集)

〈写真:専用キットを取り付けた汎用コンバインで史実とうもろこしを収穫する〉
〈表:飼料用トウモロコシの種類〉