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日欧EPA 牛乳乳製品、豚肉・牛肉長期的には影響を懸念(2面・総合)【2017年11月3週号】

 農林水産省は2日、7月に大枠合意した日本と欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)で想定される畜産物や小麦、果実など28品目の影響分析結果を公表した。牛肉と豚肉、牛乳乳製品、構造用集成材などの4品目は当面、輸入の急増は「見込み難い」と評価しつつも、長期的には「関税引き下げの影響を懸念」と分析した。政府は、今月にも「総合的なTPP関連政策大綱」を改訂し、農業対策を含めた国内対策をまとめる方針だ。

(2面・総合)