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自然災害で収入減少 収入保険制度は「心強い」【高知県・11月2週号】

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 【高知支局】「ショウガは今まで無保険の状態。昨年の台風で根茎腐敗病が発症して収入が350万円減少した」と話すのは、四万十町若井川の井上健一さん(57)。2003年、脱サラ後に就農し、現在は露地ショウガ72アール、ハウス栽培のニラ28アール、主食用米1.8ヘクタール、飼料用米20アールを栽培している。収入保険制度について「大きな災害に遭ったときには、収益がなく生活に支障が出るので、新たに設けられるつなぎ融資を使いやすくしてほしいね。これからは、年齢的に自分が病気などで作業が行えなくなる可能性がある。それによって防除ができず収入が減少することがあるので、その点は心強い保険だと思う」と話している。

〈写真:ショウガ畑で過去の被害を振り返る井上さん〉