強い寒気の流入により、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪に見舞われ、大きな被害が発生している。特に福井市では1981年の豪雪以来37年ぶりに積雪が140センチを超え、記録的な大雪となった地域もあり、雪下ろし中の死亡事故など人的な被害も出ている。
農林水産省によると、農業分野では、4日からの大雪で1600件を超える農業用ハウスの損壊などが確認され、積雪の影響で調査に入れない圃場も多い中、被害のさらなる拡大も懸念されている。被災地域のNOSAIでは、早期の共済金支払いに向け、被害状況の把握に全力を挙げるとともに、迅速・適正な損害評価の実施に努めている。
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