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地下水活用でシイタケとクレソン栽培の生産性向上【岐阜県 2月4週号】

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 【岐阜支局】岐阜市次木(なめき)にある「岐阜なめきファーム」代表取締役の日比野誠二さん(48)は、取れたての菌床シイタケ、クレソンなどさまざまな野菜を栽培。菌床シイタケを栽培するハウスは空気膜が2層の構造で、ハウス内側の空気膜に屋根面から地下水を流し、一年を通して温度が15~20度になるよう工夫した。暖房費などの節約と快適な作業ができるという。また、その地下水で、同じハウス内で栽培するクレソンの圃場を湛水状態にして給水。水の流れがあると生育が良く、地下水の有効利用にもつながる。

〈写真:岐阜なめきファームの従業員と日比野さん(左端)〉