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3月1日から「春の農作業安全確認運動」事故ゼロへ危険の洗い出しを(15面・資材)【2018年2月4週号】

死亡事故 機械作業が7割 必ずシートベルト着用

 農作業死亡事故の低減に向け、3月1日から「春の農作業安全確認運動」がスタートする。農林水産省は、5月末までの3カ月間を重点期間とし、安全対策の実施を呼び掛ける。2016年に発生した農作業死亡事故は312件と前年比で26件減少したものの、10万人当たりの死亡事故発生件数は16.2人と増加傾向にある。特に農業機械作業の事故が約7割を占め、乗用型トラクターの転落・転倒事故や歩行型トラクターに挟まれる事故などが依然多い。悲しい事故に家族が巻き込まれることがないよう、今のうちに危険要因の洗い出しなどを実施し、春作業に備えてほしい。

(15面・資材)