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ロールベール運搬に活躍 ユニック用ロールグラブ【宮崎県 4月2週号】

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 【宮崎支局】「このロールグラブで仕事が何倍も楽になり、作業効率も上がりました」と話す高千穂町田原の佐藤良輝さん(64)。発酵粗飼料(WCS)用稲2ヘクタールと飼料作物5ヘクタールを作付け、繁殖和牛(母牛23頭・子牛18頭)を飼育している。粗飼料は1個200キロ、100センチのロールベールサイレージを年間約800個調製。10カ所の圃場で管理しているため、フォークリフトで移動するのに2人で半日かかった。そこで考案したのがクレーン付きトラックで運搬する「ユニック用ロールグラブ」。製作は板金業者に依頼。費用は機械購入の3割以下に抑えられた。

〈写真:ロールグラブでロールベールを挟み、上部のチェーンを引き上げて把持し、つり上げて荷台に積み込む〉