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集落営農を次代へ ―― 山口県岩国市・いきいきファーム美和(1面)【2018年7月4週号】

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 流域面積では山口県内最大を誇る錦川の支流・生見(いきみ)川中流域にある、岩国市美和町志谷(しったに)地区。集落営農に取り組む農事組合法人いきいきファーム美和(組合員32戸)では、集落内水田の約80%を集積し、水稲8.5ヘクタールを耕作する。担い手減少と高齢化に直面しながらも、耕作放棄地の発生防止に努めている。今年2月に役員を刷新、6人のうち4人に集落内では"若手"に当たる50歳代を登用。役員に留任し2代目代表に就いた、三好邦夫さん(73)は「若手を中心とした体制を早急に固める。彼らには自由な発想で、集落の維持に力を発揮してもらいたい」と話す。

(1面)

〈写真:「草刈りをはじめ、非農家にも参加してもらえる仕掛けが必要」と畦畔(けいはん)で草を刈る三好代表〉