西日本を中心に記録的な豪雨となった「平成30年7月豪雨」から間もなく1カ月。土砂崩れや河川の氾濫による影響は今なお残っており、被害の全容把握には至っていないのが現状だ。特に被害が大きかった広島県や岡山県では災害発生以降、気温35度を超える猛暑に、復旧作業は思うように進んでいない。被災地域のNOSAIでは被害状況を把握するとともに損害評価を進めており、早期の共済金支払いに向けて全力を挙げて取り組んでいる。現在まで把握されている被害の状況と、過去にさまざまな自然災害に見舞われた被災農家から応援のコメントを紹介する。
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〈写真:土砂が流入した水田で被害調査するNOSAI職員(広島県三原市本郷町、7月24日、写真提供=NOSAI広島)〉