農林水産省は8月31日、2019年度予算概算要求を財務省に提出した。総額は18年度当初予算比18.5%増の2兆7269億円で、19年1月からスタートする「収入保険制度の実施」は75億円増の335億円を計上した。飼料用米など戦略作物への転換を支援する「水田活用の直接支払交付金」は18年度当初予算と同額の3304億円を盛り込み、農業農村整備(土地改良)事業関連予算は総額で957億円増の5305億円を要求した。また、先端技術の導入・活用を進める「スマート農業」の実現や農林水産物等の輸出拡大などにも重点配分した。
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