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細霧冷房で乳牛の夏バテ回避【山形県 9月2週号】

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 【山形支局】夏場の暑熱対策の一環として、舟形町福寿野で酪農を営む平賀弘さん(39)方では、牛舎内に細霧冷房装置を設置している。搾乳牛52頭と繁殖牛20頭を管理する平賀さんの悩みは夏場の飼養管理だった。県の補助事業を活用し、細霧冷房装置を2011年6月に導入。細霧は空気中に噴射されるため、牛体や牛床をぬらすことなく、常に一定温度を保つことができる。導入後は、餌の食い込みが落ちることもなくなり、乳量や乳質も安定したという。

〈写真:ミストを浴び、くつろぐ牛〉