ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

世界気温2030年にも1.5度上昇か 災害リスク増の恐れ(2面・総合)【2018年10月3週号】

 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は8日、現行のペースで温室効果ガスが排出されると、早ければ2030年には、世界の平均気温が産業革命前よりも1.5度高くなるとの特別報告書を発表した。自然災害の発生リスクが高まり、環境面への悪影響なども深刻化すると警告。各国に実効性ある対策強化を訴えた。豪雨や高温、干ばつなど温暖化の影響とみられる現象は、すでに国内外で顕在化しつつある。特に農業は気候変動の影響を直接受け、食料供給にも支障を来す。官民を挙げて緩和・適応策に加え、災害対策を着実に実行していく必要がある。

(2面・総合)