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6次化で食文化を発信 ヤギ多頭飼育に挑戦 ―― 株式会社大地・沖縄県南城市(1面)【2019年1月3週号】

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 沖縄の伝統、ヤギ食文化を県内外に発信したい――。沖縄県南城市の株式会社大地(仲村嘉則代表・57歳)は、近年のヤギ肉需要の高まりを受けて、ヤギの多頭飼育と6次産業化に挑戦している。農業用ハウスを改良した施設で一昨年から飼育をスタート。現在120頭ほどを管理する。特区の認定を受けて、飼育施設に隣接する形でヤギ料理を提供する農家レストランの開設を進めるほか、南城市地域雇用創造協議会と協力し、ハーブを配合した飼料で育てた南城ブランドのヤギをつくろうと力を注ぐ。ヤギ飼育を新たな産業として確立させることで、生産者や雇用を増やし、地域活性化につなげたい考えだ。

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〈写真:「衛生的な環境と観察の徹底が重要」と話す仲村代表(右)と嶺井さん〉