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防除の技術革新 「SIP」農業に成果 施設トマト、イチゴで実用化へ(1面)【2019年3月4週号】

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 施設栽培のトマトとイチゴを中心に、難防除害虫や土壌病害などを天敵や光、音波などで防ぐ新技術が次々と開発され、実用化が進んでいる。内閣府が推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環で、農研機構や公設試験場、企業などが連携した研究が最終年度となり、病害虫防除分野では11課題の成果が発表された。化学合成農薬以外の選択肢が増え、実証先では散布労力の軽減や安定した効果などが評価されている。

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〈写真:タバコカスミカメのすみかとなるクレオメ。「成長点を見ると定着しているのが分かる」と中嶋大輔さん(栃木県壬生町)〉